ここ何年か、大小あわせて数多くの震災が起こっています。

その際、甚大な被害をもたらしているのがブロック塀の倒壊です。

 

下敷きになって死者が出たり、道路を塞いでしまい避難の妨害となったり
二次災害のきっかけにもなりえます。

 

その地域すべての建物やブロック塀が倒壊するような場合はまだしも、
他の構造物はそれほどでもないのに、特定のブロック塀が倒壊していることが
よく見かけられます。

 

そのほとんどが基礎がちゃんと施工されていなかったり、構造が弱かったりという
いわゆる「手抜き工事」によるものです。
我々エクステリア外構業者にとっては非常に悲しいことではありますが、
この手抜きによってたくさんの方が被害にあって居られるのが実情です。

 

地震が無くても我々がリフォームのためにブロック塀を解体してみると
このような手抜き工事がされていることが多々あります。

 

・鉄筋が全く入っていなかったり、入っていても少量で強度を成していない
・塀の高さや土圧に対して基礎の強度が伴っていない
・ブロック内に充填すべきモルタルがきちんと充填されて無い、もしくは品質が悪い
等々・・・・・

 

出来上がってしまうとほとんどわからない部分で手抜きされて完成されているのですが

もし倒壊して他人に被害が及ぶと責任はすべて所有者に掛かってきてしまいます。

 

このような手抜き工事は一概には言えませんが阪神大震災以前のものや、
バブル期に施工されたものによく見受けられます。

 

既に目に見えて傾いていたり、大きな亀裂があるブロック塀は上記のような
手抜き工事の可能性が高いです。

 

当店ではこのような嘆かわしいブロック塀を少しでも少なくしていこうと考えております。

 

少しでも不安に思われる方は、すぐにご連絡ください。

 

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